2013年05月20日

プライマリケアの学会がすごい活発です!!

5月19日は
日本プライマリケア連合学会に参加して来ました(仙台)。

(プライマリケアって何?と思われたら前号を参照下さい)

診療所・クリニックの医者にとっては
とてもとても大事な学会です。

どうやったら もっと
患者さん、家族の役に立てるのか。

今よりも もっと もっと 良くしたい! そう思っている
医者が全国から1000人くらい集まって英知を出し合うのです。


○○○○は僕が発見、発明した特許だから
他の医者は使ったらダメだよ! 
というのではなくて

僕は、こういう発見をして 
こんなふうに うまくいったので
皆さんもマネしてみませんか?
きっと患者さんに喜んでもらえますよ〜〜〜

そんな発表が続くのです。

医者って太っ腹でしょう!!
給料が一般の人よりも高いおかげ
かもしれません(冗談ですが、、)。


前々回が札幌
前回が福岡だったので参加できず。3年ぶりの参加でした。

金曜日や土曜日、月曜日を休診にすれば福岡や札幌にもいけるのですが
休診にして行くには勇気が要ります、、、。

「腹痛で土曜日にクリニックに行ったら休診だったので困った!!」
って患者さんに言われるのが つらい のです、、、。

今回も通常通りの外来診療を行って
日曜日だけ参加しました。

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家庭医療学会、旧プライマリケア学会、総合診療学会が
連合学会として大同団結後、4回目の学会でしたが、
もの凄〜〜〜い充実ぶりで、合併による相乗効果テキメン!でした。

たくさんの充実したセミナー、発表、シンポジウムが目白押しで
4泊5日くらいの内容がありました。
休日にディズニーランド(シー)を全部回りきれないのと同じ感覚です。

土曜日も休診にして参加すればよかった〜。


選り取り見取りの中、苦渋の決断で以下の企画に参加しました。

鈴木富雄先生(名古屋大学)の講演(不明熱)
 原因不明の発熱患者さんを診療するにはたくさんの
 知恵と根気と愛情、仲間、スタッフが大切!
 鈴木先生が経験した不明熱患者さんの例をたくさん
 教えてくれました。知恵の宝庫でした。

病院総合医は地域医療をどう支えるか(シンポジウム)
 高齢者の入院、救急搬送が、ものすごく増えている。
 高齢者は複数の病気を持っているので総合医が担当した
 方が良い場合が多い。
 でも、総合的に診れる病院勤務医が全然足りない!
 どうにかしなきゃいけない!

総合診療医の認定と育成(シンポジウム)
 家庭医療専門医、総合診療専門医という称号を作るに
 あたり、どうやって質が高く実力のある称号に
 していくのか

多死社会における在宅診療(シンポジウム)
 団塊の世代が高齢化して、お亡くなりになる方が
 とても増えていきます。数が多くて全員が入院して
 亡くなるのは難しいのでは?
 在宅診療を充実させれば良いのでは?
 でも、いろんな問題が、、。
 フランスでは、、、。

ポケットエコーの勧め 小林先生(尾駮診療所)
 携帯電話サイズの小型超音波検査はとても有用です。
 診療所で行う迅速血液検査も有用です。

家庭医療専門看護師の養成(ポスター発表)
 川崎医大総合臨床医学教室の先輩の発表。
 家庭医養成に続き、家庭医療専門の看護師養成を
 始めたという報告

家庭医診療所の職員離職原因の分析(ポスター発表)
 同じく後輩の発表。医療職は日々勉強か大切です。
 でも勉強に疲れた職員が離職してしまえば
 クリニックの実力は低下してしまいます。
 なぜ離職してしまうのか その原因を統計的にきちんと
 処理して研究されていました。
 

いずれもクオリティー(質)が高く、内容の濃い発表でした。

また、たくさんの熱意ある お医者さん達に感化されて
私も頑張らなきゃ と高揚した気分で帰ってきました。


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posted by famicli at 19:24| 院長BLOG

プライマリケア医(家庭医) って何? 簡単に言えば 診療所・クリニックで働く医者のことです。

例えば、私が
医療関係者に自己紹介する時は

「車力村で プライマリケア医(家庭医)をやっている 小笠原です。」

と言います。


プライマリケアって一般の人には なじみが薄い言葉ですね。


1次医療=プライマリケア医 → ファミリークリニック希望 
2次医療          → 西北病院         
3次医療          → 県病、弘大病院      

って言えば分かりやすいかな。


総合診療医
総合内科医
総合医

っていうのも細かい違いはあるのですが、
一般の方は ほぼ同じだと思って頂いて
良いと思います。


要は、臓器別専門医が ある特定の狭い領域を専門にしているのに比べて

幅広く診療することを仕事にしている医者のこと


家庭医
プライマリケア医
総合診療医
総合内科医
総合医

と言うのです。


例えば、臓器別専門医の例として
循環器内科医や皮膚科医、小児科医、産婦人科医を考えてみましょう。

循環器内科医は、原則として循環器以外の診療はしません。
皮膚科医も、皮膚病以外の診療はしません。
産婦人科医は、男性を診ませんし、女性生殖器以外の診療をすることは少ないでしょう。
小児科医も小児以外(=成人)の診療をするのはあまりないでしょう。


逆に家庭医、プライマリケア医、総合診療医は
年令、性別、臓器にかかわらず
できるだけ何でも診ることを原則にしています。

小児も診る、皮膚病も診る、腰痛やひざ痛も診る
排尿に関することも診ます。

診れない場合でも少なくとも相談にはのる、患者さんの話は聞く。
自分で診断・治療できないと判断したら、どこの臓器別専門医に行けばよいのか
相談にのる ことを原則にしています。


これまでは循環器とか皮膚科とか
ある特定の領域を極めた医者を専門医と言ってきましたが
幅広く診る(相談にのる)というのも 特別に守備範囲が広いという特徴から
総合診療専門医あるいは家庭医療専門医 という呼称で呼ぶ時代になってきています。


幅広い領域を勉強して知っておくことは
けっこう(かなり?)大変です。

5年前や10年前に勉強したことが医学の進歩によって
すでに時代遅れの古い治療になってしまうことがあるからです。

感染症、循環器、呼吸器、消化器、脳、神経、腎臓、肝臓、糖尿病、
代謝・内分泌、血液、膠原病・リウマチ、、、、内科だけでもこんなに
あります。

加えて

小児科、泌尿器科、皮膚科、整形外科、外科、耳鼻科、眼科、産婦人科
、、、、、、、、、、、、、、、、、、


これだけの広い領域を、時代遅れにならないように新しい医学、医療
に更新していくのは、かなり大変で こんなに巾広く守備範囲にしている
のであれば
総合診療専門医とか家庭医療専門医という呼称を使うのも自然なのだろうと
思います。
posted by famicli at 08:09| 院長BLOG

2013年05月17日

47歳山本昌 最年長勝利(交流戦)

プロ野球の世界で47才現役って超人的ですよね。
しかも勝利投手なんて。

世間一般で言えば100才超え、110才くらいかな?

長嶋茂雄さんが37才、松井秀喜さんが38才で引退している
ことを考えても本当に しぶとい。


http://www.sanspo.com/baseball/news/20130516/dra13051605070001-n1.html
posted by famicli at 21:05| 院長BLOG