2013年05月20日

プライマリケア医(家庭医) って何? 簡単に言えば 診療所・クリニックで働く医者のことです。

例えば、私が
医療関係者に自己紹介する時は

「車力村で プライマリケア医(家庭医)をやっている 小笠原です。」

と言います。


プライマリケアって一般の人には なじみが薄い言葉ですね。


1次医療=プライマリケア医 → ファミリークリニック希望 
2次医療          → 西北病院         
3次医療          → 県病、弘大病院      

って言えば分かりやすいかな。


総合診療医
総合内科医
総合医

っていうのも細かい違いはあるのですが、
一般の方は ほぼ同じだと思って頂いて
良いと思います。


要は、臓器別専門医が ある特定の狭い領域を専門にしているのに比べて

幅広く診療することを仕事にしている医者のこと


家庭医
プライマリケア医
総合診療医
総合内科医
総合医

と言うのです。


例えば、臓器別専門医の例として
循環器内科医や皮膚科医、小児科医、産婦人科医を考えてみましょう。

循環器内科医は、原則として循環器以外の診療はしません。
皮膚科医も、皮膚病以外の診療はしません。
産婦人科医は、男性を診ませんし、女性生殖器以外の診療をすることは少ないでしょう。
小児科医も小児以外(=成人)の診療をするのはあまりないでしょう。


逆に家庭医、プライマリケア医、総合診療医は
年令、性別、臓器にかかわらず
できるだけ何でも診ることを原則にしています。

小児も診る、皮膚病も診る、腰痛やひざ痛も診る
排尿に関することも診ます。

診れない場合でも少なくとも相談にはのる、患者さんの話は聞く。
自分で診断・治療できないと判断したら、どこの臓器別専門医に行けばよいのか
相談にのる ことを原則にしています。


これまでは循環器とか皮膚科とか
ある特定の領域を極めた医者を専門医と言ってきましたが
幅広く診る(相談にのる)というのも 特別に守備範囲が広いという特徴から
総合診療専門医あるいは家庭医療専門医 という呼称で呼ぶ時代になってきています。


幅広い領域を勉強して知っておくことは
けっこう(かなり?)大変です。

5年前や10年前に勉強したことが医学の進歩によって
すでに時代遅れの古い治療になってしまうことがあるからです。

感染症、循環器、呼吸器、消化器、脳、神経、腎臓、肝臓、糖尿病、
代謝・内分泌、血液、膠原病・リウマチ、、、、内科だけでもこんなに
あります。

加えて

小児科、泌尿器科、皮膚科、整形外科、外科、耳鼻科、眼科、産婦人科
、、、、、、、、、、、、、、、、、、


これだけの広い領域を、時代遅れにならないように新しい医学、医療
に更新していくのは、かなり大変で こんなに巾広く守備範囲にしている
のであれば
総合診療専門医とか家庭医療専門医という呼称を使うのも自然なのだろうと
思います。
posted by famicli at 08:09| 院長BLOG