2013年08月27日

ピロリ菌の除菌と胃癌

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5〜6月にかけてピロリ菌関連の3つの勉強会に参加しました。

内科医の中では今春、ピロリ菌がトピック(旬な話題)になっていました。

どうしてかと言うと
今年の2月、ピロリ菌治療(除菌)に大きな変革があったからです。

これまで、
ピロリ菌の検査、治療(除菌)は
ほぼ胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者さんだけにしか健康保険が効かなかった
のですが、2月から胃炎の患者さんにも健康保険が効くようになった
のです。

胃カメラで覗くと中年〜老年の方は、かなりの患者さんが胃炎に
なっていますので多くの住民がピロリ菌の検査と治療が可能になりました。

これまではピロリ菌の検査、治療をやろうとすると保険が効かないため
なかなか患者さんにお勧めできずにいました。

ピロリ菌を治療(除菌)すれば胃癌発生率が3分の1ないしは3分の2に
減るだろうと予測されています。

広島大学の研究では胃癌患者さんの99%にピロリ菌がいたそうです
(既往も含む)。

除菌によって過形成性ポリープも縮小、消失します。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍にも罹りにくくなります。

画期的な事ですね!!


(追記)
ただし、健康保険が効くようになったとはいうものの
胃カメラをやって頂くことが条件になっています。
posted by famicli at 23:21| 院長BLOG